ごみの種類と捨て方は多種多様

ごみの種類と捨て方は多種多様

暮らしの中で増えるごみ!その理由と対策方法

ごみが増える理由

普通に暮らしているだけで、なぜかごみが増えてしまうという人もいるでしょう。日々の暮らしの中でごみが増えていくのは、生活の何かが乱れてきているのかもしれません。ごみが増える理由は加齢や疾患によるものを除けば、主に次のものが挙げられます。

まず、物を買い込む癖はごみを増やす理由になります。ごみは買い物の量に比例して増えていくからです。特にごみや不用品の中に「つい買いすぎたもの」が混じっているなら要注意です。また、収納しているものもチェックしてみましょう。買い置きがあまりに多くなりすぎている場合は、買い物が癖になっているかもしれません。自分で買ったわけではなくとも、結婚式の引き出物やお中元、お歳暮の贈答品がたまっていくこともあります。そんな時は、使わないものはいったん整理することが大切です。何から処分して良いかわからないときには収納を増やす、もしくは専門業者に処分を依頼してみると良いでしょう。自分で決められない場合には人の目を頼ることも有効です。

物を捨てるときに罪悪感を感じることもごみを増やす理由になります。これは、物を大切にしなければならないと教えられてきた人や物に愛着や思い出を見いだせる優しい人に多い傾向と言えます。確かに、物を大切にする気持ちは持つべきです。しかし、ごみを増やさないためには使わないものを処分することが大切です。どんなものでも定期的に整理しなければ、収納しきれずにごみとなってしまいます。物を捨てることに罪悪感を持ってしまう人は「数年触れていないものは処分」「箱・缶・ビンは全て捨てる」「贈答品は半年で使いきるか譲り渡す」など、不用物の処分に規則を作ると良いでしょう。

ごみや不用品

年齢とともに片付けが下手になったという人もいるでしょう。それは、仕事や生活に追われて片付けの時間が取れないのかもしれません。掃除や片付けは時間がかかる作業です。そのため、時間がないことはごみが増える理由になります。特に生ごみをはじめとした生活ごみは、生活習慣の乱れとともに増えていくものです。ごみが多くなったと感じたら、有給を消化してでも片付けをしましょう。また、仕事の時間によってごみが捨てられない場合は、管理会社に相談して収集日前日にごみ出しできるように許可を取ると良いでしょう。働いている会社にごみの持ち込み許可を取るのもおすすめです。どうしても解決できない場合には、24時間ごみ出し可能な物件へ引っ越すことも検討しましょう。

ごみが多く積み上がった部屋は、衛生的に悪く精神にも良い影響を与えません。ですが、部屋の状態は自分では気付きにくいものです。もし客観的に指摘してくれる人がいるなら、そのアドバイスは素直に受け止めて部屋の片付けをするようにしましょう。

地球環境に配慮したごみの処分方法

ごみ処分

我々の生活はどんどん豊かになり、様々な物で溢れ返っていますが、便利になったことでごみの量は増える一方です。以前はごみを埋め立てたり燃やしていましたが、ごみの量が増えすぎたあまり、埋め立てする場所を確保できなくなっています。これ以上ごみが増えると、地球環境はどうなるでしょうか。まず、海が汚れます。また、ごみが増えることでごみを燃やす際に二酸化炭素がたくさん排出され、地球温暖化が進みます。果ては空気や水が汚染され、魚や動植物、人間へと悪影響が出ると考えられています。

では、我々がごみを減らすためには何ができるでしょうか。身近な例を挙げると、買い物の際にはエコバッグを持参する、できるだけマイボトルを利用する、鉛筆やノート(紙という資源)を大切に使うなど、できることは色々とあります。また、よく耳にするリサイクルとは人が出したごみなどを分解したり溶かすなどして、再度「物」や「エネルギー」に換え、繰り返し利用することです。空き缶や空き瓶などを回収して、元の原料の状態にして再利用することも含まれます。というのも、今地球にある資源を使い続けていくと、枯渇することは目に見えているからです。つまり、リサイクルをすることで資源やエネルギー、ごみを処理するときの節約にも繋がり、結果的にごみが減ることで環境を労わることになります。いわば、循環するサイクルを作る必要に迫られていると言えるでしょう。

ゴミ回収

紙や缶、瓶などリサイクルできるものであれば一般のごみとは分けて出し、特に缶や瓶の中身が汚れていないかどうか、確かめておくことも大切です。中でもガラスの瓶は、原料として使える物もあるため、あらかじめ色や種類を分けておきます。また、缶もアルミやスチールといった素材別に分けます。ごみを正しく分別することでリサイクルもしやすくなるからです。リサイクルの例は、通常の紙であればコピー用紙にもなる再生紙や新聞、雑誌などに生まれ変わります。アルミの缶は再度アルミ缶になったり、やかんや鍋に商品化されます。ペットボトルは、ワイシャツやカーペットなどとしても使われます。地球の環境を考慮するために、リサイクル(再生)することは大切です。

地球環境に配慮したごみの処分

粗大ごみが大量に出た!こんな時は不用品回収業者を利用しよう

不用品回収業者

毎日生活をしていると、たくさんのごみが出るのは仕方がないことです。生ごみやプラスチックごみ、空き缶や空き瓶などの生活ごみは行政のごみ回収に任せれば、毎週もしくは隔週の決まった曜日に回収に来てくれます。行政のごみ回収ではそれ以外にも、一人で持ち運べないような大きな粗大ごみも回収してくれます。粗大ごみに関してはコンビニなどでステッカーを購入し、それを捨てたいごみに貼り付けます。その後、指定場所に置いておくと回収に来てくれるという流れです。このように生活ごみであっても、粗大ごみであっても行政のごみ回収に依頼すれば、大体のごみ問題は解決することが出来ます。

しかし、処分したい粗大ごみが数多くある場合はどうでしょうか。たくさんのステッカーを購入して、粗大ごみに貼り付けるまでは簡単に出来ますが、それを指定場所まで運んでいくのは一苦労です。ましてや、一人で持ち運べないようなタンスやテーブルなどの重いごみであると、無理に持ち運ぼうとすると体を痛めてしまう恐れもあります。処分品が大量にある場合には、行政のごみ処分の方法では手に負えないでしょう。

行政のごみ回収

そのような時に便利なのが、民間の不用品回収業者に依頼するという方法です。回収業者に頼めば、家の中の片づけたいものや捨てたい物をすべて手際よく処分してくれます。一般的な戸建て住宅やマンションであれば、回収業者に依頼した場合には数人で駆けつけてくれます。そして、1日もあれば、すべての作業を終えて家の中を綺麗にしてくれるでしょう。

このような不用品回収業者に依頼した場合の料金体系は、業者により異なることもあります。基本的には、トラック1台分の粗大ごみでいくらといったような料金体系の業者が多いです。他にも、家の広さによって料金が異なるところもあります。まずは、インターネットでたくさんある不用品回収業者の中から、自分の家の近くで営業している業者をチョイスしてみましょう。できれば、同じような業者を3社くらい選んで相見積もりを取り、料金体系などが一番良心的な業者に依頼するのが良いでしょう。中には悪質な業者もいますので、ネットのレビューなども参考にすることをおすすめします。