ごみの種類と捨て方は多種多様

ごみの種類と捨て方は多種多様

会社で発生するごみを減らすためにできることとは

会社のごみを減らす手段として、まず初めに挙げられるのが電子化です。会社から出るごみの代表例と言えば、いわゆる紙類です。ごく普通にデスクワークを行うだけでも、オフィスからは大量の紙類のごみが発生します。不要になったビジネス文書やプレゼン資料などは、情報漏洩を防ぐためにシュレッダーで裁断する必要があります。細かく裁断した紙はボリュームが増し、ビニール袋一杯に詰まった紙の廃品は捨てるだけでも費用や手間が掛かるのがネックです。社内で利用するビジネス文書やプレゼン資料などを可能な限り電子化しておけば、そもそも不要になる紙類の発生を抑制出来ます。クラウドを活用したり、タブレット端末を活用する等、デスクワークで自然発生するビジネス文書やプレゼン資料の数を物理的に減らす事で、シュレッダーを動かす頻度も抑制出来ます。今ではほとんどのデスクワークがパソコンで実施されている事もあり、わざわざデジタル的に作成した文書や資料をプリンターで紙の状態に出力する方が手間とランニングコストが掛かる実情もあります。文書の電子化はエコの観点からは勿論、オフィスのランニングコスト抑制やセキュリティ面のリスクマネジメントにもプラスです。

ごみを減らすための手段

会社のごみを減らす手段として次に挙げられるのが、いわゆるレンタルサービスの活用です。デスクワークの必需品である様々なOA機器やオフィス家具などをそもそも会社として購入するのではなく、レンタルで調達すればごみの発生を抑制できます。レンタルサービスなら必要な時に必要な物だけ、必要な期間だけ会社で使えます。オフィス家具やOA機器が古くなった時、もしくは不要になった時などもレンタルサービスなら専門会社へ返却するだけでOKです。ごみの処分費用が削減でき、オフィスの維持費節約にも繋がるでしょう。

一方で、すでに会社に多くの不用品が溜まっている場合は、前向きに不用品回収サービスの活用を検討してみましょう。組織の規模にかかわらず、不用品回収の専門会社は気軽に利用可能です。捨て方がよく分からないオフィス家具や大量に蓄積した紙の廃品、捨てるのに処分が掛かりそうなOA機器なども専門の不用品回収サービスに相談すれば迅速かつ低コストで処分を代行してもらえます。自社の人員を割いて処分する場合、その分業務が止まってしまいますので、不用品回収サービスを利用して効率的に処分することをおすすめします。