ごみの種類と捨て方は多種多様

ごみの種類と捨て方は多種多様

使い捨て道具から繰り返し使うことができる道具に変えてごみを減らす工夫をする

毎日必ず出てしまう家庭ごみは地球環境のことを考えて、できるだけ減らしたいものです。消耗品の中でも使い捨てのものから繰り返し使うことができるものへと置き換えるだけで、ごみの量を大幅に減らすことができます。最近では環境に配慮した繰り返し使うことができる道具を販売する店舗が増えてきました。使い捨てのものは汚れたらすぐに捨てることができますので、衛生的且つ洗う時間を省くことができて便利ですが、使い捨てのものは容易にごみが増えてしまいます。

消耗品

特に料理をする時にはラップやキッチンペーパーなど使い捨てのものを使ってしまいがちです。ラップやキッチンペーパーは使う頻度が高いですので、予想以上に沢山使ってごみの量を増やす原因になっています。では、ラップやキッチンペーパーに代わる道具は一体どのようなものがあるのでしょうか。ラップはシリコン製のものが良いでしょう。シリコンでできていますので汚れたら洗うことができ、繰り返し使うことも可能です。耐熱性にも優れていることから、電子レンジでの加熱調理にも使うことができます。他にも、布製の蜜蝋ラップも繰り返し使うことができるラップの一つです。蜜蝋ラップも洗って使うことができますし、保存するものの形に合わせてラップを自由自在に変形することもできます。耐熱性は期待できないため、野菜や果物の保存などに使用するようにしましょう。

キッチンペーパーは代わりに布巾を使うことをおすすめします。布巾なら洗って繰り返し使うことができますので、衛生面を保ちながらごみを減らすことができます。煮沸消毒をしてしっかり乾かせば、いつでも清潔に保つことが可能です。ラップやキッチンペーパー以外にも、お皿や紙コップは使わずに極力食器を使うようにするなど、料理中に出るごみを減らす工夫はたくさんあります。

今回は料理を例にとってご紹介しましたが、暮らしの中には使い捨ての消耗品が多く存在しています。当たり前に使っている使い捨ての消耗品を、本当に使い捨てでなくてはいけないのか今一度考えてみましょう。一人一人が暮らしの中での意識を少し変えるだけで、未来の地球環境を守るための大きな原動力になります。

繰り返し使うことができる道具