自宅の敷地にごみフェンスを設置するメリットとは何か
戸建て住宅に住んでいる人の中には、自宅の敷地内に専用のごみフェンスを設置する人もいます。ごみフェンスを設置するメリットはいくつかありますが、中でも特筆すべき点として挙げられるのが衛生面の問題です。家庭用のごみは各自治体で決められている収集日に指定の場所に出す決まりとなっています。マンションをはじめとした集合住宅では専用のごみ捨て場が設置されていることが多いため、24時間いつでも好きなタイミングで捨てることが可能です。
一方、戸建て住宅は地域の指定の場所に置く形となりますので、野良猫や鳥の被害を避けるために収集日の明け方にならなければ出すことができません。うっかり出し忘れてしまうと、次の収集日まで自宅に保管しておくことになります。屋外にフェンスを設置してその中に入れておけば、自宅がごみで占領される心配がありません。臭い対策として家の外に出しておく人もいますが、何もせずにそのまま出しておくとだらしない印象を持たれてしまいます。フェンスがあることで専用スペースに置かれているという認識になりますので、来客が訪れた時でも印象が悪くならないでしょう。
フェンスの設置は、防犯対策の効果も期待できます。日常生活で出るごみの中には、ペットボトルなど業者に持ち込むことでお金に換えられる物も少なくありません。屋外にそのまま置いておくと、換金を目当てに無断で敷地内に侵入されてごみを持っていかれるといった被害に遭う事例も多いです。施錠ができるタイプのフェンスを作れば住人以外は開けることができませんので、こうしたトラブルを避けることができるでしょう。
ごみフェンスは、フェンスを購入して個人で組み立てることも可能です。ただし、素人工事では強風の時に倒れてしまうなど耐久性や安全性の面で問題が起こることもあります。自信がない人は、長期の使用を想定して専門の業者に依頼をする方が無難です。フェンスの設置に掛かる費用は施工業者によって大きく変わります。金額の安さを売りにいい加減な施工をする悪質な業者もいますので、金額だけで判断するのは避けましょう。ホームページで過去の施工事例、実際に利用した人の口コミをチェックして、費用が高くなっても信頼できる業者に任せることが大切です。