海や砂浜にごみが多い理由とごみへの対処法
海や砂浜に多くのごみが集まるのはポイ捨てなどの不法投棄が原因の一つで、砂浜で不法投棄を監視したり掃除をする人間がいなければ、一週間も経たないうちに砂浜がごみだらけになる場合もあります。
観光客が海に集まる7月から8月にかけての期間は特にごみが溜まりやすく、砂浜を管理するスタッフだけでは不法投棄に対処するのが難しいと感じた時に頼りになるのが、広範囲のごみを短時間で集められる不用品回収業者です。海から近いエリアで営業している不用品回収業者は、砂浜に捨てられているごみを集めてほしいといった依頼にも応じていることが多く、人手が足りないと悩んでいる時にも頼りになります。
海や砂浜にごみが多いのは不法投棄だけが理由ではなく、川や水路の上流域からごみが流れ着いたり、国外で廃棄されたものが流れ着くことも珍しくありません。ごみの分別や廃棄のルールが厳しくない国の工場や船から出たごみが、そのまま海に捨てられて日本に流れ着くこともあります。漂着したごみは砂浜の景観を損なうだけでなく、ガラス片などが砂浜に漂着することで誰かが怪我をする危険もあるので、海水浴のシーズンを迎える前に大規模な清掃作業を行わなければいけません。
砂浜の掃除を行うため、ガラス片などの危険物を片付けたい時にも不用品回収業者は頼られています。
アジア諸国では海に漂着するプラスチックごみの多さが問題になっており、廃プラスチックの再利用を推進する動きはありますが、ごみ問題は未だに解決できていません。
日本の国民一人あたりのプラスチック廃棄量は世界でも上位で、ごみ問題に対する関心が薄れていくと日本の海もごみだらけになる可能性があります。投棄されたプラスチックごみを減らし環境を守るためにも不用品回収業者は必要だと注目されていて、個人だけでなく自治体からの依頼も受け付けています。
ごみの捨て方を考え直すだけではなく、プラスチックの使用量を減らすことも海を汚さないために重要なことです。